柔道男子 異例の自衛隊体験入隊で泥まみれ 激しい風雨の中で多くの収穫

 柔道の世界選手権(8月25日~9月1日・日本武道館)男子日本代表が15日、千葉県船橋市の陸上自衛隊習志野駐屯地で陸自空挺(くうてい)教育隊に体験入隊し、16年リオ五輪73キロ級覇者の大野将平(旭化成)らが激しい風雨の中を挑戦した。大野は「人間力として自分の中に落とし込む」と収穫を得た様子だった。

 井上康生監督の発案で異例の体験が実現。世界選手権と来年の東京五輪に向け、実戦での不測の事態への対応力を磨くことが目的だという。高さ11メートルからワイヤを着けて降下するパラシュート部隊の訓練からスタート。現役時代も体験した井上監督は高所恐怖症ながら必死の形相で飛び降りた。ウルフ・アロン(了徳寺大職)らは1周約300メートルの障害走でほふく前進。顔を泥まみれにして取り組んでいた。

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