貴景勝の稽古再開は6月下旬 千賀ノ浦親方「入院状態で治療集中」

 大相撲夏場所を右膝の負傷で途中休場した大関貴景勝(22)について、師匠の千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)は6日、稽古再開が名古屋場所(7月7日初日・ドルフィンズアリーナ)に向けて現地入り後の今月下旬になる見通しを示した。

 同親方によると、貴景勝は膝の治療の専門家らに指示を仰ぎ、リハビリや筋力トレーニングを行っているという。「入院状態で、治療とリハビリに集中している。東京では(稽古を)やらないと思う。時間が一番の薬。いい方向にはいっている」と説明した。

 貴景勝は新大関の夏場所で途中休場後、一度は再出場したが、大関以上では極めて珍しく再休場した。名古屋場所は初のかど番で、負け越せば関脇に落ちる。師匠は「名古屋を目標にしている。本人が一番焦っていると思う。ただ、完全に治せば、しっかりした地力は持っている」と話した。

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