A東京がBリーグ2連覇!富樫擁する千葉を振り切る

 連覇を果たし、ゴール下でポーズを決めるアルバルク東京の選手たち(撮影・中田匡峻)
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 「Bリーグ・チャンピオンシップ・決勝、千葉67-71A東京」(11日、横浜アリーナ)

 A東京が、天皇杯との2冠を目指した千葉を下し連覇を達成した。一時は19点差をつけられた千葉が終盤に2点差まで詰め寄るなど白熱した試合展開に、1万2972人の来場者からは大歓声があがった。

 第1QはA東京が先行し、14-6と8点差まで広げたが、そこから千葉も反撃。富樫はクオーター終了間際に決めたレイアップを含む10得点と気を吐き16-15と、A東京の1点リードで第2Qをむかえた。

 第2Qは千葉・田口の3ポイントがさえ渡った。両チームでこのクオーター最初のポイントとなる3ポイントを決めると、6本中4本成功させチームをけん引した。対する東京も田中が2本放った3ポイントを両方成功させるなど譲らず。このクオーターもA東京が1点上回り、35-33とA東京がリードして前半を終えた。

 第3Q。A東京は竹内が立て続けに2本の3ポイントを決める。カークがインサイドから決め、田中がレイアップでバスケットカウント(得点後にフリースローを1本得られる)を獲得するなど、徐々に千葉に点差をつけていく。このクオーターはA東京が29得点を稼ぎ、12得点だった千葉に19点差をつけた。

 第4クオーターは千葉が必死の反撃を見せる。エドワーズ、パーカーによる連続ポイント、富樫の連続3ポイントでA東京にゴールを許さないまま一気に5点差まで詰め寄った。残り時間4分32秒でタイムアウトに入る中、会場は「富樫コール」が自然発生する。

 タイムアウト明け、A東京はカークがフリースローを決めてようやく1点を得る。対する千葉も富樫からエドワーズがダンク。白熱した展開となったが、6点から8点のリードをA東京が守り続ける。

 しかし、最終盤で千葉はエドワーズのフリースロー、富樫の3ポイントで2点差に。残り時間は17秒を切る中、カークがフリースローを2本決めて4点差に。続く千葉の攻撃を防ぎ、終了のブザーが響いた。

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