レスリング協会広報でパワハラ 通報受け発覚、既に辞任

 日本レスリング協会は10日、広報委員だった男性が、同じ広報委員の女性にパワハラに当たる言動があったと認定していたことを明らかにした。男性が既に4月末で広報委員を辞任したため処分はしていない。男性は「申し訳なかった」と反省しているという。日本協会では昨年、五輪4連覇の伊調馨選手に対するパワハラ問題があった。

 同協会によると伊調選手のパワハラ問題を受け昨年10月に通報窓口を設置。その後、被害を訴える通報があって発覚した。第三者委員会が事実関係を調査し、男性から女性へのメールに高圧的な不適切な表現があった。男性と女性は大学の先輩、後輩の関係だったという。

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