新大関・貴景勝、令和初の本場所で「新たなスタート」「挑戦者の気持ちで」

番付発表会見を行う貴景勝=東京都台東区の千賀ノ浦部屋
3枚

 日本相撲協会が30日、夏場所(5月12日初日、両国国技館)の新番付を発表した。

 貴景勝(22)=千賀ノ浦=が昨年名古屋場所の栃ノ心(春日野)以来の新大関。東大関2枚目に就いた。

 都内の部屋で会見した新時代の旗手は「身の引き締まる思い。(大関は)小さい頃からの目標だった。十両、幕内、三役に上がった時もうれしいけどまた違う喜び。また一段ともう一つ上に上がりたい気持ち」と、気を引き締めた。

 新元号「令和」で初の本場所。「令和最初の場所。新たなスタート、いいスタートが切りたい。もう一つ上を目指し挑戦者の気持ち」と意気込んだ。

 目標は新大関優勝。「もちろん15日間、全部勝つ。勝つというより出し切る。代表する力士になるということでいい成績を残したい」と誓った。

 初土俵から所要28場所での大関昇進は6位のスピード(年6場所制の定着した1958年以降初土俵、幕下付け出し除く)、22歳7カ月22日は9位の年少昇進(同1958年以降)となる。

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