女子パラ100メートルで日本新記録 兎沢朋美が16秒73 兵庫リレーカーニバル

 「陸上・兵庫リレーカーニバル」(21日、ユニバー記念競技場)

 女子パラ100メートル(切断T63)で、兎沢(とざわ)朋美(20)=日体大=が16秒73の日本新記録を樹立した。従来の記録は前川楓(チームKAITEKI)が昨年マークした16秒74。

 特別レースとして組み込まれた女子パラ100メートル。兎沢は前川と2人でレースに臨んだ。自己ベストを0秒22更新し「素直にうれしい。記録を更新できて自信につながった」と喜びを爆発させた。

 小学5年のとき、骨肉腫で左足を切断。中学で陸上を始め、日体大のパラアスリートブロックに入部し、本格的に取り組み始めた。走り幅跳びにも挑んでおり、昨年ジャカルタで開催されたアジアパラ競技大会では銅メダルを獲得した。

 2020年東京パラリンピックに向けて「パラの盛り上がりは、五輪に比べると劣っている。今回、健常者の大会にパラを入れていただき、みなさんに見ていただけるのはうれしい。少しでもパラに興味をもってもらえたらうれしい」と、アピールしていた。

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