“令和の三四郎”村尾「東京五輪」へ団体戦でアピールだ

 柔道世界選手権(8月25日~9月1日、日本武道館)男子日本代表が18日、横浜市内での強化合宿を公開。東京五輪に向けた代表争いが激戦となっている男子90キロ級で、団体戦メンバーとなった村尾三四郎(18)=東海大=は、「団体戦でしっかり勝つことが東京五輪への評価にもつながる」と、意気込んだ。

 米国人の母と日本人の父を持ち、今年2月のGSデュッセルドル大会で銀メダルを獲得するなど、“令和の三四郎”として期待のホープ。全日本体重別では準決勝で向翔一郎に一本負けし、個人での代表を逃した。

 幼少期からラグビー、器械体操、相撲などさまざまな競技を経験した運動神経の塊。五輪会場でもある日本武道館で行われる“プレ五輪”からの逆襲へ「勝っていいアピールをしたい」と、誓った。

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