八村塁NBA挑戦!1巡目の指名濃厚 東京五輪エース候補が最高峰の舞台へ

 全米大学体育協会(NCAA)1部のバスケットボール男子でゴンザガ大3年の八村塁(21)が15日、自身のツイッターで世界最高峰の米プロNBAを目指すことを表明した。6月20日のドラフト会議で指名を受けてNBA入りすれば日本人初の快挙。既に米メディアでは上位指名の候補に挙げられている。

 日本の至宝が、最高峰の舞台への挑戦を決めた。八村はツイッターで「今回、NBAドラフトにエントリーすることを家族とコーチと話し決断しました」とコメント。来季のNBA入りを実現させるためには、大学卒業を待たずにドラフト対象選手となる「アーリーエントリー」制度に参加する必要があり、今月21日までに意思表明する必要があった。

 203センチ、104キロの恵まれた体格を持つ八村は、今季は中心選手としてウェストコースト・カンファレンス(WCC)のレギュラーシーズン7連覇に貢献してWCCの最優秀選手に輝いた。全米バスケットボール記者協会などでベスト5選手に選出。日本代表のエースとして東京五輪での活躍も期待されている逸材だ。

 米メディアはドラフト指名予想で、多くが1巡目とみている。約20年前のドラフトから予想を行ってきた「NBAドラフト・ドット・ネット」は4日時点でブルズが全体4位で八村を指名するとしている。また、スポーツ専門局ESPNは「ゴンザガのトップスコアラー、八村がドラフトへ」と記し、ESPNのドラフト有望株トップ100で18位と紹介した。

 これまでNBAでプレーした日本人は田臥勇太(現Bリーグ栃木)、グリズリーズとツーウエー契約の渡辺雄太。ともに若手の登竜門とされるサマーリーグで実力を示して契約にこぎ着けた。ドラフト指名を受けてNBA入りする日本人が誕生すれば、日本バスケットボール界も新たな時代を迎える。

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