陸上男子20キロ競歩で世界記録を持つ鈴木雄介(富士通)が当面は50キロで2020年東京五輪を目指すことが16日、関係者の話で分かった。14日の日本選手権で50キロに初めて本格挑戦し、3時間39分7秒の日本新記録で優勝。代表入りの条件を満たした50キロで今秋の世界選手権(ドーハ)に臨む。
鈴木は主戦場としてきた20キロでは世界選手権代表入りが絶望的な状況だった。50キロでの同選手権出場について迷っていたが、東京五輪の出場権獲得を優先して決断した。
世界選手権でメダルを獲得した日本人最上位は東京五輪代表に決まる。