春の風物詩となっている伝統のボートレース、第88回早慶レガッタは14日、東京・隅田川で行われ、メインの対校エイト(3750メートル)は早大が12分49秒64で慶大をわずかの差で抑え、3年連続で制した。通算成績は早大の47勝40敗、同着1。
レースは曇り空の下でスタート。早大は序盤でリードを奪い、最後はライバルの追い上げを必死に振り切った。藤井拓弥主将は「本当に接戦で、どちらに転ぶか分からないレースだった。波が高いコンディションに少しでも適応できた方が勝てた」と会心の笑顔。慶大の新井勇大主将は「負けた理由がすぐに見つからない」と悔しさをにじませた。