リーチ主将 原点の地・北海道でラグビー教室 故障は完治 4月中に実戦

ラグビー教室で小学生を指導するリーチ・マイケル
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 ラグビー日本代表フランカーのリーチ・マイケル主将(30)=東芝=が9日、北海道札幌市内でランドローバー主催のラグビー教室にサプライズ参加。元オーストラリア代表SHでサントリーに所属したジョージ・グレーガン氏(45)とともに、3クラブ45人の小学生を指導した。

 指導前に「スポーツの始まりは楽しさ。そういうところをしっかり教えたい。伝わってくれればうれしいです」と話したリーチ。ゴロのキックを実演し、パス練習を指導するなど、子どもたちと汗を流した。

 終了後には「グレーガンのグループは笑いがあった。僕のグループはちょっとマニアックになりすぎた」とちょぴり真面目な性格が出過ぎたところに反省の弁。それでも高校時代を過ごした北の大地で過ごした時間を「エネルギーをもらった」と振り返った。

 3月中旬の沖縄合宿中に負傷。予定していた日本代表候補または、サンウルブズでの試合出場は延期していた。その状態を「恥骨炎症でした、もう治っています」と説明。「再来週くらいサンウルブズの試合に出るように目指しています」と26日のハイランダーズ戦(秩父宮)を目標に調整。12日の検査次第では前倒しで今季初実戦を迎える可能性も明かした。

 「W杯に向けていま、優勝することを考えてやっていきたいと思っています」と目標を掲げる。「札幌は大好きな場所だと思っています。体が小さい頃、日本の厳しさ、日本の文化を学んだ。日本のラグビーで強くなった。お世話になった人がたくさんいる、この大会で恩返ししたいと思います」。原点と位置づける地で誓った目標へ、突き進んでいく。

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