石川佳純も陳夢に完敗“中国の壁”高く 世界選手権へ「誰かに勝たないとメダルはない」

準決勝で敗れた石川佳純=横浜文化体育館(撮影・開出牧)
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 「卓球・アジア杯」(6日、横浜文化体育館)

 女子準決勝が行われ、世界ランク6位の石川佳純(25)=全農=は、同3位の陳夢(中国)に1-4で敗れ、7日は3位決定戦に回ることになった。

 壁はこの日も高かった。石川は陳夢に第1ゲームを1-11で奪われると、サーブに光明を見出し、立て直したが第2ゲームは9-9から競り負けて落とし、立て続けに3ゲームを奪われた。第4ゲームは意地で奪い返したものの、1-4で完敗。「陳夢選手とは1年ぶりだったので、自分の色んな変わったプレーを使っていこうと思っていた。前回戦った時とスコアは一緒だけと感覚的には去年よりも良かったと思う。でも、まだまだ工夫が必要だなと思った」と、振り返った。

 中国トップ選手の壁はいまだ厚い。石川自身も「正直、なかなか勝てないなという気持ちはある。研究されているし、自分自身もまだまだ変えていかないといけない」と、さらなる進化の必要性を感じている。

 下旬からは世界選手権が開幕。「第8シードなので、(中国の)誰かに勝たないとメダルはない」と、自らに言い聞かせるように話した。

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