16歳・難波実夢が初V「夢は五輪」目標は池江璃花子 女子400自

 女子400m自由形決勝を制してガッツポーズする難波実夢=東京辰己国際水泳場(撮影・堀内翔)
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 「競泳・日本選手権」(2日、東京辰巳国際水泳場)

 世界選手権(7月、光州)の代表選考会を兼ねて行われ、女子400メートル自由形決勝は、高校2年の難波実夢(16)=MGニッシン=が4分9秒39で初優勝した。日本水泳連盟が設定した代表入りの派遣標準記録(4分5秒49)は切れなかったものの、6連覇中だった五十嵐千尋(23)=T&G=を抑えて日本一のタイトルを獲得し、「タイムはもっと出したかったので悔しいけど、勝てたことはすごくうれしいです」と声を弾ませた。

 奈良市出身で1歳から水泳を開始。名前の由来は「夢が実るように」で、「夢はオリンピックに出ることです」と語った。目標にしている選手は2学年上の池江璃花子(ルネサンス)。同じ合宿に参加したこともあり、「水泳だけじゃなく私生活でも素晴らしい人だなと尊敬している。いつも笑顔で明るいところがステキだなと」と憧れの気持ちを明かした。

 長距離種目に出場し始めたのは中学3年からだというが、「長い距離はキツいけど、結果を残せたりして達成感がある」と適性を感じているという。今大会は800メートル、1500メートル自由形にもエントリーしており、「1500メートルが一番(代表に)近いので派遣記録を狙っていきたい」と、初の世界切符獲得を誓った。

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