2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は2日、選手村で提供する飲食のメニューについて有識者が助言する「アドバイザリー委員会」の初会合を開いた。座長に就いた帝国ホテル特別料理顧問の田中健一郎さんは、メニューの検討に当たって「各国の選手、関係者に細かな配慮をしていかなければならない。何よりもアスリートが最高の状態で競技に臨める食を提供しなければ。重要課題だ」と述べた。
委員は料理、栄養の専門家や元選手ら。日本の食文化の発信もテーマとして検討を進める。レストラン「KIHACHI」の創業者で料理人の熊谷喜八さんは「味の方でお手伝いできたら」と語った。