ラグビー日本代表候補 NZ遠征で8トライ許し黒星発進…ジョセフHCは改善に自信

 ニュージーランド遠征中のラグビー日本代表候補は29日、ポリルアでスーパーラグビーのハリケーンズ(ニュージーランド)下部チームと強化試合を行い、31-52で敗れた。9月開幕のW杯日本大会に向けて2月に始動した日本代表候補は今回が初めての実戦。次戦は4月5日にハイランダーズ(ニュージーランド)下部チームと強化試合を行う。

 防御に連係を欠いた日本代表候補はスーパーラグビー予備軍に大量8トライを許した。ただ、重視した接点の攻防では引けを取らず、秋のW杯に向けて調整するチームに焦りの色はない。主将を務めるナンバー8姫野は「試合勘がなくて余裕がなかった。でも悲観することはない」と前向きに捉えた。

 7週間の合宿で鍛え上げた肉体面は成果を発揮し、モールで2トライ。姫野は「コミュニケーションさえ増やせば負けるような試合じゃない」と言い切る。W杯まで時間は多くないが、ジョセフ・ヘッドコーチは「いいタイミングでピークを迎えたいので急いではいない。試合を積んでいけば問題ない」と今後の改善に自信をのぞかせた。

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