坂本花織、ノーミス演技でSP自己ベスト76・86点 全日本女王の貫禄

女子SPに登場した坂本花織(撮影・堀内翔)
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 「フィギュアスケート・世界選手権」(20日、さいたまスーパーアリーナ)

 女子SPが行われ、昨年末の日本選手権で優勝した坂本花織(18)=シスメックス=は、最終組の第1滑走で登場し、自己ベストを更新する76・86点をマークした。

 冒頭の3回転フリップ-3回転トーループの連続ジャンプを余裕をもって成功させ、続く2回転アクセルもダイナミックに跳んだ。スピン、ステップシークエンスを挟み、3回転ループも美しく着氷。場内から大きな歓声を浴びた。

 レイバックスピンで締めくくると、両手を突き上げガッツポーズ。ジャンプはノーミス、スピン3本とステップは最高評価のレベル4で、全日本女王の風格が漂う演技となった。

 これまでの坂本の自己ベストは73・36点だった。

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