JOC平岡英介専務理事 竹田会長退任論を否定「せつないよ」

 20年東京五輪・パラリンピック招致における贈賄疑惑で、フランスの司法局から捜査を受けている日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長(71)の退任が避けられない状況になっていると一部メディアが報じたことを受け、15日、都内でJOCの平岡英介専務理事が取材対応。「何も進展はしていない。JOCとして(竹田会長は)IOC委員でもあるし、20年まで竹田体制で協力して、という意志は変わっていない」と、現時点で退任の可能性を否定した。

 IOCやJOC内部から退任を求める声が上がっているという内容についても「IOCやJOCがどうこうしろということではない。議員さんもそうだけど、会長本人が決めること」とし、「オールジャパンで招致した。竹田会長1人の責任ということではない。辛いのは竹田会長。何も悪いことをしてないのに、ワンワン騒がれて。そばにいて切ないよ」と、心境を思いやった。

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