ハンド・宮崎大輔が日体大へ再入学「悔いがない様に挑戦」 今季限りで大崎電気を退社
ハンドボール男子日本代表の宮崎大輔(37)=大崎電機=が12日、自身のブログを更新し、今季限りで所属の大崎電気を退社し、日体大に再入学することを明らかにした。17日のプレーオフが大崎電気での最後のプレーになるという。
宮崎は「今シーズンで大崎オーソルを辞めることにしました。15年間もの長い期間、契約して下さった事に感謝しています。そして最後のトップリーグを大崎で終えることができて嬉しく思います」と報告。その上で「大崎オーソルは辞めるんですが、ハンドボールは辞めません。オリンピック出場の目標を果たすためチームを変えます。日本体育大学に再入学します」と母校に戻ることを明かした。
「練習量を上げて基礎からたたき込もうと思います。もちろん大学の試合にも出ます。僕の残りのハンドボール人生で悔いがない様にチャレンジしていきます」と、37歳の新たな挑戦を宣言していた。
宮崎はこの日、東京・渋谷駅のハチ公前広場で行われた東京五輪500日前イベントに出演。「五輪出場が目標で、夢はメダル獲得。それをずっと追い求めているが、今回東京に五輪が来ることで、みなさんにハンドを見てもらえるのがうれしい」と感慨深げに話した。
さらに「20歳の時のアテネ五輪予選から4大会出られていないが、(東京五輪は開催国枠で)出られるんですよ」。ただ、五輪代表入りには激しい競争が待っているだけに、「37歳だが、まだまだ頑張れる。一番年上だが、若い者に負けないように。今年は変化していきたい」と決意を語っていた。