【リレハンメル(ノルウェー)共同】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ男子は11日、ノルウェーのリレハンメルで個人第24戦(ヒルサイズ=HS140メートル)の予選が行われ、日本男子初の個人総合優勝を決めている小林陵侑(土屋ホーム)は137メートルを飛び、140・8点の2位で12日の本戦に進んだ。
タイトルを確定させた10日の個人第23戦から一夜明け、22歳の新王者は「日本の新聞でもたくさん取り上げてもらった」と反響の大きさを実感した。5試合を残しての快挙に「この喜びはシーズンが終わらないと分からないと思う」と、実感が湧かない様子だった。