平井競泳委員長「一致団結しよう」…リレー五輪出場権獲得へ全体的な底上げ急務

 強い競泳ニッポンを見せることが池江への一番のエールになる。日本水泳連盟は13日、都内で競泳委員会を開催し、東京五輪に向けた強化を再確認。平井伯昌・競泳委員長は会議の冒頭で「一致団結しよう」と指導陣に呼びかけたといい、「少しでも彼女を応援できるように頑張りたい。1人1人の力を高めていく」と力を込めた。

 特にリレー種目で五輪出場権を得るためには、池江不在が決まっている今夏の世界選手権(光州)で12位以内に入る必要がある。全体的な底上げが急務だが、選考会となる4月の日本選手権だけでなく、追加選考会となる5月のジャパン・オープンまで選手を見極める方針で「できなくはない」と平井委員長。強化合宿を行う可能性もあり「少しでも成績を上げられる選考と強化方法を考えていかなければいけない」と使命感を燃やした。

 リオ五輪金メダルの萩野公介(ブリヂストン)ら選手からは池江に元気を与えるためにも頑張るという声が上がっており、「大変ありがたい。自分もそのつもりでいます」と決意を新たにした。

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