宇野昌磨 全日本後に右足首を再度捻挫 「きつい試合になるかも」
7日(日本時間8日)に開幕するフィギュアスケートの四大陸選手権へ向けて6日(同7日)、米アナハイムの本番会場でショートプログラム(SP)の滑走順抽選が行われた。初優勝を目指す宇野昌磨(21)=トヨタ自動車=は、1月中に2度右足首を捻挫したことを明かし「体力面できつい試合になるかもしれない」と話した。
練習後に取材に応じた宇野は「今は全く痛くない」とした上で、全日本選手権後に10日間の休養を挟んだこと、練習再開から1週間後に再度捻挫し、また1週間練習を休んだこと、四大陸選手権への出発2日前にさらにもう1度右足首をひねったことを告白。想定以上に休養期間を要したことから「体力面できつい試合になるかもしれない」と懸念した。
それでも「僕は歩けるうちは出ると思う」とケロリと話し「出るからにはハンデはない。最善を尽くして、よりよい順位を取れるように頑張りたい」と力を込めた。
午前中は練習リンクで、午後は本番会場で行われた公式練習に参加。それぞれフリー、ショートプログラム(SP)の曲をかけて調整した。フリーではできれば3本、SPでは1本の4回転ジャンプで臨む予定。「頑張るだけかなと思う。練習してきたわけではないので、自分を信じるとかじゃない。こっちに着いてから練習してきたことを試合にぶつけることが必要だと思うので、頑張りたい」と語った。