「ＮＦＬ・スーパーボウル、ペイトリオッツ１３－３ラムズ」（３日、アトランタ）

　ペイトリオッツ（ＡＦＣ東地区１位）がラムズ（ＮＦＣ西地区１位）を１３－３で破り、２季ぶり史上最多タイとなる６度目の栄冠を手にした。ＭＶＰにはＷＲエデルマンが選出された。

　０２年の初優勝から１８シーズンで６度目の頂点。６６歳のベリチック監督とともにチームの黄金時代を築き上げた４１歳のＱＢブレイディが試合中に叫んだ言葉がＳＮＳ上で話題になっている。

　３－０で迎えた第３Ｑ残り１２分５８秒、自陣８ヤードからのプレーの直前にブレイディはチームメートに向かって「レーガン！」「レーガン！」「レーガン！」と連呼した。声を拾った中継局ＣＢＳの実況は「ロナルド・レーガン（元大統領）？」と反応。ベテランＱＢが選択したのはラン・プレーでボールを受け取ったＲＢミッシェルはオフェンスラインの右側に突進した。

　そのプレーの直後、カウボーイズの人気ＱＢだった解説のロモは「間違いなく『レーガン』は『右を走れ』ですね」と説明。同元大統領が所属したのは右派の共和党で、ペイトリオッツのオーナーや同選手が同党を支持していると言われており、ＳＮＳ上では「いいね！」や「素晴らしい！」などの称賛の声のほか、「『トランプ』だったらどんなプレー？」といった大喜利の“お題”が投稿されるなど、様々な反応があった。