ボルダリング 2年前最年少優勝の伊藤ふたばが2年ぶりV狙う
「ボルダリング・ジャパンカップ」(26日、駒沢屋内球技場)
女子予選が行われ、2年ぶりの優勝を狙う伊藤ふたば(16)=TEAM au=は5つのうち4つの課題をクリアし、B組2位で予選突破を決めた。12度目の優勝を狙う18年世界選手権銀メダリストの野口啓代(29)=TEAM au=がA組1位、18年W杯総合女王の野中生萌(21)=XFLAG=はB組1位となり、27日の準決勝進出を果たした。
2年前、14歳9カ月の史上最年少Vを飾った伊藤は、しっかり4つの課題を完登。「最初は緊張しましたけど、4つ登れてよかった」と、安堵の表情を浮かべた。
今季は20年東京五輪の前年。代表選考も懸かってくる。日本には野口、野中の“ダブルエース”が君臨しているが、諦めてはいない。「やっぱり今年は2020年の選考大会である世界選手権が日本で行われるので、そこで勝たないと、出場できない。ほんとうに頑張りたい」と、意欲をにじませた。
まず今大会、打倒“2強”に挑戦。「しっかり準決勝登って、決勝に進んで、決勝では優勝したいなって思ってます」と、力を込めた。