花園準V桐蔭学園、一時はリードも…後半を反省「攻撃のテンポを出せませんでした」

 優勝を逃し肩を落とす桐蔭学園フィフティーン
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 「全国高校ラグビー・決勝、大阪桐蔭26-24桐蔭学園」(7日、花園ラグビー場)

 大阪桐蔭(大阪第1)が桐蔭学園(神奈川)を破り花園初優勝を果たした。“桐蔭対決”で大接戦の末、敗れた桐蔭学園だったが、追いかける展開を一度は引き戻した。

 5-12からプロップ鈴木康平(3年)が前半25分、敵陣へ大きく攻め込んでのラックからトライ。ゴールも決まり同点とした。さらに、同28分にはWTB佐々木隼(3年)が勝ち越しトライを決めた。17-12で前半を終えたが、後半に2トライ2ゴールを献上。終盤に1トライ1ゴールを返し2点差まで追い上げたものの、涙をのんだ。

 鈴木は「リードされているところで体を張っていこう、というところで取れたのはよかった」と振り返ったが、後半、相手ディフェンスを突破しきれずの敗戦に「何もできませんでした。攻撃のテンポを出せなかった」と唇をかんだ。

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