高安、右おっつけ磨く 稀勢の里と20番稽古5勝15敗

稀勢の里(左)と20番の稽古を終えひざまずく高安
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 「大相撲初場所」(来年1月13日初日、両国国技館)

 大関高安(28)=田子ノ浦=が28日、都内の部屋で兄弟子の横綱稀勢の里(32)と連日の三番稽古を行い、20番取って5勝15敗だった。前日(3勝13敗)同様、星は上がらなかったものの、頭を付け下からの攻めは馬力十分。中盤には寄り、押しで圧倒し4連勝するなど内容は良かった。

 「きょうは楽な相撲を取らないようにした。頭を上げないようにした」とイメージ通り。右からのおっつけをテーマにしており、相手の左差しを封じて攻め込む場面も目立った。「厳しい相撲ができるようにやっていく。左四つでも右のおっつけは大事。巡業の稽古で体力が付くうちにおっつけられるようになってきた」と、新たな武器として習得を目指す。

 今年は腰痛などに苦しみ、初優勝にあと一歩届かぬ悔しさを味わったが、逆襲態勢は十分。「感触はここ1年で1番いい」と、力を込めた。

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