神村学園初V 最終5区で31秒差から逆転

 「全国高校駅伝・女子」(23日、西京極陸上競技場発着、5区間21・0975キロ)

 女子は神村学園(鹿児島)が5区で逆転し、1時間7分25秒で25度目の出場で初制覇。長野東(長野)が2位。2連覇を狙った仙台育英(宮城)は3位だった。

 女子は神村学園が最終5区で逆転した。トップと31秒差の5位でたすきを受け、30秒以内を想定していた有川監督は優勝が「厳しいかも」と頭をよぎった。ところが、ケニア人留学生、3年生のタビタが区間賞の爆走。2・7キロ付近で先頭に立つと、最後は26秒差をつけてゴールした。

 チーム初の留学生として初優勝をもたらしたタビタは「2キロぐらい走って先頭が見えたので、ペースを上げた。すごく力が出た」と満面の笑み。3年計画でチームを作り上げた有川監督は「本当に幸せ」と、喜びをかみしめていた。

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