重量挙げ、三宅会長が監督退任へ 来年3月、後任は未定

 日本重量挙げ協会の三宅義行会長が、兼任する女子日本代表監督を来年3月で退任することが8日、決まった。東京都内で同日開かれた理事会で三宅会長が申し出て認められた。小宮山哲雄専務理事によると、三宅会長は以前から兼任について「大変」と口にしており、退任の考えを持っていたという。後任は未定。

 三宅氏は2013年に代表監督に就任。過去に女子の元選手に対してパワーハラスメント行為があったとされる一部報道を受け、今秋に協会のコンプライアンス委員会の調査を受けた。パワハラと認定される行為はなかったとされたが、会長や副会長と代表監督を兼ねる組織上の問題が指摘されていた。

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