重量挙げ三宅会長女子代表監督退任へ パワハラ報道「それとは別」
日本重量挙げ協会の三宅義行会長(73)が、兼任する女子日本代表監督を来年3月で退任することが8日、決まった。都内で同日開かれた理事会で三宅氏が申し出て認められた。今春の強化委員会で退任の意向を既に示していたそうで「次の人を育てていきたいというのがあった。監督は辞めるけど、強化には関わっていく」と話した。後任は未定。
五輪2大会連続メダリストの三宅宏美(いちご)の父である三宅氏は、13年に代表監督に就任。過去に元女子選手に対してパワハラ行為があったとされる一部報道があり、今秋に協会のコンプライアンス委員会の調査を受けたが、パワハラ行為は認定されなかった。三宅氏は退任表明について「それ(パワハラをめぐる問題)とは別で、もともと会長と監督を(同じ人が)やったらいけないと(思っていた)」と説明した。