神戸製鋼が準決勝進出 カーター多彩なプレーで相手を幻惑

 「ラグビー・トップリーグ決勝トーナメント1回戦、神戸製鋼63-27リコー」(2日、ノエビアスタジアム神戸)

 1次リーグのレッド・カンファレンス(紅組)、ホワイト・カンファレンス(白組)の各組上位4チームによる決勝トーナメント1回戦が行われ、紅組1位の神戸製鋼と3位のトヨタ自動車が準決勝進出を決めた。両チームは8日に大阪・花園ラグビー場で対戦する。神戸製鋼は白組4位のリコーに63-27で大勝し、トヨタ自動車は白組2位パナソニックに31-27で競り勝った。パナソニックは12季ぶりに4強入りを逃した。

 圧勝で4強入りを決めた。15季ぶりの栄冠を目指す神戸製鋼は、8トライを奪う猛攻。防御に強みを持つリコーを問題にしなかった。SOカーターは「自分たちの速いペースで仕掛けていくことができた」と笑みを見せた。

 前半4分、カーターはパスと見せかけて前進し、さらにディフェンスをかわして先制トライ。そこからやや停滞したが、ゲームキャプテンで、フランカーの橋本大は「(敗れた11月の)カップ戦の二の舞いはやめようと話し、修正できた」。同23分のSH日和佐のトライを皮切りに、得点を量産。カーターの巧みなパスなど多彩な攻撃で、素早く間合いを詰めようとする相手防御を幻惑させた。

 準決勝はトヨタ自動車と対戦。橋本大は「相手のプレッシャーに負けず、自分たちらしいアタックをしたい」と言葉に力を込めた。

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