国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(64)=ドイツ=が27日、東京都内でインタビューに応じ、2020年東京五輪の聖火リレーの際に、世界的な平和都市の広島を訪問する計画を検討していると明らかにした。
聖火リレーは20年3月26日に福島県からスタートし、121日間で47都道府県を巡る。広島では5月18、19日に行われ、バッハ会長はこれに合わせて広島を訪問後、7月24日の五輪開幕前に再来日する予定という。
開幕まで2年を切った東京の準備状況は「既に人々の心に五輪があふれている。2年前でこんな都市は見たことがない」と関心の高さを称賛した。