紀平梨花、アクセル“0点”も2位発進 GP2連勝へ0・31点差

 女子SPで2位になった紀平梨花の演技=グルノーブル(ゲッティ=共同)
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 「フィギュアスケート・フランス杯」(23日、グルノーブル)

 女子ショートプログラム(SP)が行われ、三原舞依(19)=シスメックス=が67・95点で首位発進した。紀平梨花(16)=関大KFSC=は67・64点で2位。本田真凜が自己ベストの65・37点で4位、平昌五輪銀メダルのエフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が67・55点で3位につけた。

 今月初旬のNHK杯(広島)を制し、一躍ヒロイン候補に名乗りを上げた紀平は、ミスがありながらも上々の滑り出しを見せた。

 冒頭に挑む“代名詞”トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)は1回転となるミス。2回転または3回転のアクセルを入れなければならないという演技規定を違反したため、得点は「0点」となった。しかし続くフリップ-トーループの連続3回転は1・44点、後半の3回転ルッツは1・94点と、出来栄えで高い加点を得た。

 NHK杯(69・59点)より得点を落としてはいるが、首位の三原とはわずか0・31点差。前戦は6・58点差をひっくり返しての初優勝を果たしただけに、GP2連勝も夢ではない。

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