豪栄道休場、右上腕負傷 3横綱1大関不在の事態

 大相撲の東大関豪栄道(32)=本名沢井豪太郎、大阪府出身、境川部屋=が九州場所12日目の22日、日本相撲協会に「右大胸筋上腕骨付着部筋断裂で約6週間の安静加療を要する見込み」との診断書を提出して休場した。

 師匠の境川親方(元小結両国)によると、7日目の平幕正代戦で右上腕を痛めたという。11日目に8勝目を挙げて勝ち越したが、後半戦は立ち合いの変化を2日間続けるなど、本来の姿とはほど遠かった。

 九州場所は白鵬、鶴竜の両横綱が初日から休み、一人横綱の稀勢の里は5日目から休場。3横綱1大関が不在の事態となり大関以上同士の対戦は12日目の高安と栃ノ心だけとなった。

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