日大アメフット監督、あらためて宮川に期待「日本を代表する選手に」

戦況を見守る日大・橋詰監督(左から2人目)=横浜スタジアム(撮影・中田匡峻)
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 今年5月の関学大との試合で起きた悪質タックル問題により今季の出場資格を停止された日大アメリカンフットボール部が17日、横浜市内で、処分を受けた後では初の対外試合となる社会人合同チームとの練習試合を行い、51-6で勝利した。

 関学大との試合で悪質タックルを敢行し、10月4日に練習に復帰した宮川泰介(3年)は、練習復帰から間がないことを理由に出場しなかったが、橋詰功監督は「チーム全体も見てほしいですし、プレーヤーとしても日本を代表する選手になってほしい」と期待した。

 試合を終えた橋詰監督は「まだ、ほんの一歩だなという感じです。これから道のりが長いなあという気がしています」と思いを述べた。宮川については「ちょっとまだ始まったばっかりで。まだしばらくかかると思います」と説明し、現時点ではいつ試合復帰するか決めていないとした。

 現状、宮川は実質的な最上級生として、チーム全体をリードする立場で励んでいるという。この日の試合でもチームメートに語りかける姿が見られていた。チームにとって宮川は重要な人物かと問われた監督は「間違いないです」と断言。今後に向けても「非常に多くのものですね。チーム全体も見てほしいですし、プレーヤーとしても日本を代表する選手になってほしい」と期待した。

 試合には日大を応援する人々が少なくとも数十人はかけつけ、「頑張れよ!」、「橋詰監督頑張って!」などの声援を送った。

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