伊藤みどりさん、自分のトリプルアクセル見て「今のルールだったらアウトですね」

レジェンドオンアイスに登場した伊藤みどり=広島グリーンアリーナ(撮影・持木克友)
3枚

 「フィギュアスケート・NHK杯」(11日、広島県立総合体育館)

 エキシビションに先立って、五輪出場経験のある選手らによるアイスショー「レジェンドオンアイス」が行われ、アルベールビル五輪銀メダリストの伊藤みどりさんが登場した。演技では代名詞のトリプルアクセル(3回転半)…とはいかなかったがアクセルジャンプで歓声を浴びた。直後のトークショーでは、現役時代の映像を振り返り「今のルールだったらアウトですね」と分析していた。

 女子選手で初めてトリプルアクセルを国際大会で成功させた伊藤さん。そのジャンプは高さ、飛距離のあるダイナミックさが特徴的だった。この日も当時の映像を見た観衆はどよめき、「すごいよねこの人。おかしいよね。これもだよ。もう。完ぺき~。これショートでね。ショートから跳んでいったんだよ。オリンピックでやりたくて」と声を弾ませた。

 しかし、これはサービストークで、冷静に「見たら、今のルールだったらアウトですね。完全にね。走って走ってジャンプですからね。当時はスピードをつけて、飛距離のある、高い、質のいいのを心掛けていました」と分析していた。

 伊藤さんが現役のころからフィギュアスケートは採点方法も変わっている。また、ジャンプへの入り方で、ステップをどう入れるか、空中姿勢などの観点から出来栄え点が大きく変化する。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス