「フィギュアスケート・GPフィンランド大会」(4日、ヘルシンキ)
男子フリーが行われ、ショートプログラム(SP)首位発進の羽生結弦(23)=ANA=は190・43点をマークし、合計297・12点で優勝した。フリーの190・43点、合計297・12点はともに今季世界最高。羽生がGPシリーズの初戦を制すのは、10年のシニアデビュー以来初となった。
演技後半では世界初のコンビネーションとなる4回転トーループ-トリプルアクセルの連続ジャンプを体勢を崩しながらも、なんとか着氷して見せた。ただ、出来栄え点(GOE)ではマイナス0・14点。完ぺきな成功とはいかなかった。