ボクシング、新会長にラヒモフ氏 IOC懸念、五輪から除外も

 【ジュネーブ共同】国際ボクシング協会(AIBA)は3日、モスクワで総会を開き、米財務省から「麻薬売買に関わる犯罪者」と指摘されるラヒモフ会長代行(ウズベキスタン)を新会長に選出した。AP通信が報じた。国際オリンピック委員会(IOC)はラヒモフ氏の組織運営に懸念を示し、改善されなければ2020年東京五輪の実施競技から除外する可能性があると警告している。

 IOCは今月30日から東京で開く理事会で五輪除外を審議する方針。ボクシングの五輪存続にも暗雲が漂う事態になり、判断に注目が集まる。

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