川内、大迫に脱帽 シカゴ・マラソンから帰国
公務員ランナーの川内優輝(31)=埼玉県庁=が9日、シカゴ・マラソンが行われた米国から成田空港着の航空機で帰国、2時間16分26秒で19位に終わった自身のレースを「かなり悔しい思いをした」と振り返る一方、2時間5分50秒の日本新記録を樹立し3位に入った大迫傑(27)=ナイキ=を「すごいなと思う」と脱帽した。
同じレースで10分以上の差をつけられ「しっかりタイムを出して表彰台にも上がった。(報奨金の)1億円も世界中に広まると思う」と結果の大きさを確認した。自身は来年4月にプロ転向するが、まずは12月の福岡国際マラソンで再起を期する。「(2時間8分14秒の)自己記録に近い記録に戻さないとプロになってからの上積みがない。大迫君や設楽(悠太)君としっかり戦うためにプロになる」と気持ちを新たにしていた。