5連敗中の神戸、先制許すも三原が同点弾 イニエスタがベンチの前半は1-1
「明治安田生命J1、神戸-長崎」(6日、ノエビアスタジアム神戸)
5連敗中の神戸は先制を許したが、前半30分にDF三原雅俊が同点ゴールを決め、1-1で前半を終えた。
神戸はようやく登録が完了したリージョ新監督が、この試合から監督として指揮を執る。右脚付け根付近を痛め、2試合連続欠場中だったイニエスタも復帰し、ベンチスタートとなった。スペイン人のリージョ監督は通訳なしで会話できるイニエスタに前半から身ぶり手ぶりを交えて何やら伝える。イニエスタは静かに何度もうなずき、出番に向けて指示を受け止めていた。
しかしイニエスタ不在の2試合を0-4(9月23日・浦和戦)、0-5(9月29日・鹿島戦)と大量失点を招いている守備は、この日ももろい。前半22分、エリア手前で縦パスを受けた長崎MF沢田に簡単に反転と突破を許し、先制ゴールを与えた。
嫌な流れとなった前半30分、左サイドからの藤田のロングスローをFWウェリントンが競り合い、落としたところを三原がスライディングシュート。同点に追いついた。
神戸の勝ち点36に対し、最下位の長崎は27。両チームともJ1残留に向けて勝ち点3が欲しい試合となっている。