平成最後の国民体育大会「福井しあわせ元気国体2018」は29日、天皇、皇后両陛下をお迎えして福井市の福井県営陸上競技場で総合開会式が行われ、開幕した。来年4月末に退位する陛下は、73回目を迎える今大会が最後の臨席となった。
雨の中、式典には47都道府県の選手団約3700人が参加。開催地の福井県から出場する16年リオデジャネイロ五輪フェンシング女子エペ個人8位の佐藤希望(大垣共立銀行)らが炬火台に点火した。
福井県では第23回大会以来、50年ぶり2度目の開催。「織りなそう 力と技と美しさ」をスローガンに、10月9日まで11日間実施される。