貴乃花親方代理人が転籍届と上申書を提出 「引退」を「退職」と読み替えてと要望も

日本相撲協会に書類を提出した貴乃花親方の代理人・石原修弁護士は報道陣の取材に応じる=両国国技館(撮影・開出牧)
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 25日に日本相撲協会に「引退届」を提出した大相撲の貴乃花親方(46)=元横綱=の代理人を務める石原修弁護士が27日、協会を訪れ追加の転籍届と上申書を提出した。

 貴乃花部屋の力士ら10人が千賀ノ浦部屋へ転籍することに承諾をもらい、25日に未提出だった千賀ノ浦親方(元小結隆三杉)の署名、押印の入った書類が追加された。

 25日には協会から引退届ではなく「退職届が必要」と受理されなかった。この日の上申書には「引退届」としたのは協会規則に「師匠が死亡、引退し継承者がいる場合-」とあるためだとし、「『引退』を『退職』と読み替えて下さい」と、要望した。手続き上だけの問題で必要とあらば退職届を改めて出し直してもいい意向も示した

 さらに25日付けで貴乃花親方は引退しており、その後、協会の会合を欠勤とされているが、もう引退した身であることを上申書では強調。協会にすみやかに手続きを進めることを望んだ。

 27日に開かれる理事会では転籍届を審議することを見送られ、10月1日に臨時理事会を行い、転籍問題を協議する。貴乃花親方の引退(退職)は早ければ同日に了承される見込みだ。

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