錦織、決勝進出ならず…格下に逆転負け
「男子テニス・マゼル・オープン」(22日、メッス)
シングルス準決勝が行われ、世界ランキング12位で第1シードの錦織圭(28)=日清食品=が予選から勝ち上がった世界166位のマティアス・バヒンガー(ドイツ)に6-2、4-6、5-7で逆転負けした。錦織は最終セットで6度のブレークの好機を逃し、ツアーで4月のマスターズ・モンテカルロ大会準優勝以来の決勝進出はならなかった。次戦は楽天ジャパン・オープン(10月1日開幕・調布市武蔵野の森総合スポーツプラザ)に出場予定。
最後はフォアのショットがネットにかかると、苦い表情を浮かべた。第1シードの錦織は2時間超えの大激戦で世界166位のバヒンガーに逆転負け。「大事なポイントを取り切れなかった」と悔しそうに言った。次は楽天ジャパン・オープン。昨年は右手首故障で欠場しただけに「しっかり休んで、去年できなかった分、楽しんでやりたい」と2年ぶりの舞台を見据えた。





