朝青龍おいの豊昇龍、大鵬孫に初勝利で勝ち越し「うれしいです」

取組を振り返る豊昇龍=両国国技館(撮影・西岡正)
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 「大相撲秋場所・13日目」(21日、両国国技館)

 元横綱朝青龍のおいで東幕下56枚目の豊昇龍(19)=立浪=が、横綱大鵬(故人)の孫・納谷(18)=大嶽=を首投げで下し、4勝3敗で勝ち越しを決めた。

 お互い3勝3敗で迎えた高校時代からのライバルとの一番で、豊昇龍が底力を発揮した。立ち合いから左を差されて不利な体勢となったものの、「迷いはなかった。勝ちたい気持ちが強かった」という起死回生の首投げで相手の巨体をあおむけに転がした。

 3連敗で崖っぷちだったが、「やっと勝ち越してきてうれしいです」と声を弾ませた。プロに入ってからは2戦2敗だったライバルからの初勝利というおまけもつき、「うれしいです。おととい負けてから(相手は)納谷じゃないかと思っていた。場所では勝ってなかったので、絶対勝ってやろうと思っていた」と胸を張った。

 現在体重は115キロ。「来場所はもっと体をデカくしたい」と成長を誓った。

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