大相撲秋場所10日目(18日・両国国技館)進退を懸ける横綱稀勢の里は平幕遠藤を寄り切り、昨年春場所以来の勝ち越しを決めた。横綱白鵬は関脇逸ノ城、横綱鶴竜は関脇御嶽海をともに寄り切って10連勝。御嶽海は3連敗で4敗目を喫し、場所後の大関昇進が厳しくなった。
1敗同士の大関対決は高安が豪栄道をかいなひねりで下して9勝目。かど番の大関栃ノ心は平幕魁聖を寄り切って6勝目を挙げた。
全勝の白鵬と鶴竜を1敗で高安、2敗で稀勢の里、豪栄道に平幕の貴ノ岩、竜電の4人が追う展開。十両は徳勝龍が3敗で単独トップに立った。