「大相撲秋場所・7日目」(15日、両国国技館)
大関豪栄道(境川)に押し出された千代大龍(九重)が土俵下に控えていた横綱稀勢の里(田子ノ浦)の上に落ちるという事態が起きた。
豪栄道がいなしてからの押しで厳しく攻めると、千代大龍は土俵下へ。そこで座っていた稀勢の里の右足に落ちた。
NHKによる中継でも痛みから顔をゆがめる姿が伝えられ、しばらくの間、右足をさすっていた。ただ、直後に迎えた自身の取組では千代の国(九重)に苦戦しながらもこらえ、土俵際で相手が投げを放った際に、相手の左足が先に出て白星をもぎ取った。決まり手は寄り切りだった。