池江がアジア大会のMVP「すてきな賞頂き、光栄」 日本勢最多の6個の金メダル

トロフィーを受け取る池江璃花子
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 「アジア大会」(2日、ジャカルタ)

 閉会式を前に大会最優秀選手賞(MVP)が発表され、競泳の池江璃花子(18)=ルネサンス=が選ばれた。アジア・オリンピック評議会(OCA)が発表した。

 池江は競技後に帰国していたが、受賞のために再度ジャカルタを訪れ、式典に出席。「I’m so happy! こんなにすてきな賞を受賞できてうれしく思っています。一度MVPなくなって寂しい気持ちはあったけど、再検討して頂き、すてきな賞を頂けたことを光栄に思います」と喜びを語った。

 「自分の中での最高のパフォーマンスができて、6冠を達成できた国。思い入れのある国に戻ってこられてうれしい。最後の一日、うれしい気持ちをかみしめた1日にしたい」と満面の笑み。2020年東京五輪へ向けては「長いようで短い2年間だと思うので、やるべきことは決まっている。それに向けて強化をして、自分の母国で最高のパフォーマンスができるように努力したい」と意気込んだ。

 池江は100メートルバタフライなど6種目で金メダルを獲得。西側よしみ(1970年、74年大会)の5個を更新する日本勢最多金メダリストとなった。また出場8種目全てでメダルを手にした。

 日本勢はこれまで陸上の伊東浩司、競泳の北島康介と萩野公介が受賞。今大会はスポンサー企業がなかったため大会期間中に“消滅した”とされていたが、一転、選出される運びとなっていた。

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