御嶽海、理事長苦言にも涼しい顔 稽古総見で1勝13敗も「いつも通り」

白鵬とのぶつかり稽古でどろどろになった御嶽海=両国国技館(撮影・中田匡峻)
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 「大相撲秋場所」(9月9日初日、両国国技館)

 秋場所を前に恒例の横綱審議委員会(横審)による稽古総見が31日、行われ、先場所初優勝を果たし大関とりに挑む関脇御嶽海(出羽海)が計14番取り、1勝13敗と精彩を欠いた。

 関取衆の申し合いでは1勝2敗。横綱白鵬(宮城野)の稽古に指名されたが見せ場もなく3連敗。土俵回りで消極的な姿に八角理事長(元横綱北勝海)から「御嶽海、前に出て」と叱せきが飛んだ。

 それでもマイペースは変わらない。最後は横綱、大関陣の申し合いに加わったが8戦全敗。理事長は「(大関に)上がるんだ、という気迫不足。稽古場でも力を出さないと」と苦言を呈した。

 本人は「あんなもん。いつも通り」と涼しい顔。周囲からのハッパに「場所で結果を残すしかない」と、前を向いた。

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