体操協会 塚原本部長の会見は予定なし「今のところは考えておりません」
日本体操協会は29日午後7時、速見佑斗コーチのパワハラ問題に関連し、都内で会見。暴力行為を受けた宮川紗江選手が同コーチからのパワハラを否定し、逆に協会から圧力をかけられていると指摘したことに対し、山本専務理事は「報道は初めて知ったが、そんなことは一切、関係ない」と否定した。
また、宮川が7月中旬、日本協会の塚原千恵子・女子強化本部長、夫で日本協会副会長の塚原光男氏に呼び出され、暴力行為の証言を求められたが、宮川が拒否。これを受け、塚原本部長から「五輪に出られなくなる」と言われたと宮川が主張していることについて、山本専務理事は「そのことは分からない。ここでは回答を控えさせていただきます」と保留した。初めて聞いたとして、「(協会側へ)宮川さんに訴えてもらい、『聞いてください』と言ってもらえたら粛々と調査します」と語った。
3時間前に行われた宮川の会見について「一切、見てない、聞いてない訳ではない」としながら「回答は差し控えさせていただきます。速見さんの処分は関係ないので控えさせてもらいます」とした。
塚原本部長、塚原副会長の対応について「今のところは考えておりません」とし、宮川から調査依頼が来た場合、「そのことを正式に頂いたら調査しますし、会見するかもしれません」とした。





