バレー男子世界選手権へ 8強相当がノルマ 初戦は屋外競技場も石川「楽しみ」

 バレーボール男子の世界選手権(9月9日開幕・イタリア、ブルガリア)に向けて、全日本代表が27日、都内で会見した。バレー界でも最も歴史と伝統のある大会。2年後の東京五輪に向けた試金石の一戦となる。

 中垣内監督は「世界選手権は我々にとって極めて重要な位置付けになる。ベスト8相当が目標。非常に厳しいゾーンに入ったが一丸となって、チームワークを強固にして熱く戦っていきたい」と、力を込めた。

 地元イタリアとの開幕戦(9月9日、ローマ)は、バレーでは珍しい屋外競技場の「フォロ・イタリコ」。現在の代表選手は誰一人経験がなく、中垣内監督ですら1990年の日ソ対抗戦(有明コロシアム)の1度しかないという特殊な環境下での試合となるが、イタリアを主戦場とするエースの石川祐希(22)=シエナ=は「そこは行ったことがないのでなんともいえないですけど、聞く分には(屋内と)あんまり変わらないみたい。イタリアでプレーできるのは楽しみ」と、腕ぶした。

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