池江璃花子、悔しい銀メダル 5冠はお預け「自分が差を広げられなかった」
「アジア大会・競泳」(22日、ジャカルタ)
競泳は東京五輪の新種目、混合400メートルメドレーリレーで池江璃花子(18)=ルネサンス=らの日本は3分41秒21で2位にとどまった。
悔しい銀メダルだ。入江、小関という実力者の思いをつなぎ、2位で出た第3泳者の池江はぐんぐん加速し、一時はトップに躍り出た。しかし、第4泳者の青木智が逆転を許し、5冠はお預けとなった。「2位という悔しい結果で終わった。今回は自分が差を広げられなかったのがすごい悔しい」と、無念の表情で振り返った。
レース後は、アンカー青木智が涙を流した。「自分も(パンパシフィック選手権より)タイムを上げられなかった。リレーは誰か一人のせいじゃなくて、チーム」と池江。「いい仲間だし、悔しい思いをした分、また次につなげられる」。
東京五輪でのメダルを見据える種目。チームジャパンとして、この経験を糧にしたい。