女子400mリレー日本新でV 池江は1つめ金 背泳ぎ専門の酒井がサプライズ起用

 「アジア大会・競泳」(19日、ジャカルタ)

 女子400メートルリレー決勝が行われ、日本(池江璃花子、酒井夏海、青木智美、五十嵐千尋)が金メダルを獲得した。3分36秒52の日本新記録(大会新記録)をマークした。第2泳者に背泳ぎが専門の酒井夏海が起用される中、全員が力を出し切って中国を振り切った。

 今大会最初の種目となった第1泳者の池江が先頭でつなぐと、酒井もトップをキープ。青木も先頭で役割を果たし、アンカーの五十嵐が追いすがる中国を振り切った。

 レース後のTBSによるインタビューで、酒井「まさか自分が泳ぐことになるとは思っていなかったですし、迷惑をかけるのはすごく分かっていた」と率直な思いを口にした。「できる限りの力は出せたかなと思います」とレースを振り返った。

 池江は「自分自身、リレーが一番初めというのがあまりなくて、焦る気持ちも少しあったんですけど、チームみんなで戦えて金メダルを取れてうれしいです」と語った。

 青木は「中国との戦いだと思っていたので、そこで競り勝てたというのは、今後のアジア大会は続くのでいい波が作れたのではないかなと思います」と充実感を漂わせた。五十嵐は「パンパシが“日本新”ならずだったので、目標は日本新と金メダルだったので、3人の思いを、期待を持って泳いだので良かったと思います」とにこやかだった。

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